あっちゅうまに夏休みがおわってしまーう!
2年間の不登校生活のあと、
4月から
通信制高校へ通うイチオと
中学生になったニコ
ふたりの1学期生活はどうだったのでしょう
イチオの場合
通信制高校へ進学したイチオ
週1回(1回90分)、レポート提出サポートの時間があり、
週3回ゲームプログラムの授業があります。
週3の通学はぼちぼちサボったりはありつつも、
なんとか通えております。
中学は2年間、全く通っていなかったので、
体力的にもキツイところはあるのかもしれません。
学校までの距離は、電車と徒歩で
家を出てから1時間くらいで到着です
通信制なので、授業はなく
少しづつ自分で勉強をしなきゃいけなくて
レポートを提出しなければなりません
学校にもよると思いますが、
イチオの学校は、毎月、提出の締切があります
7月末で前期の締切(毎月の締切で出せていなかった分も全部)がありました
毎月、レポートの提出状況が親に送られてきます
(見ると気になるから、あんまりしっかり見てないです…)
学校の様子はというと、
友達と話すっていうような雰囲気はあまりないらしく
専門学校みたいな?大学みたいな?感じで、
自分のとっている授業だけ出るので、
1コマで帰ってくるから
休み時間とかもないし、
そんなに友達と話すことがないらしい
(性格によるだろうけどね…笑)
10月から後期が始まるんだけど、
夏休みの9月の間にスクーリングの予定がはいっています
近くの大学の教室を借りて授業を受ける4日間の他に、
体育や美術館鑑賞などいろいろな課外授業のようなものが予定されており、
そんなものが始まれば、
クラスメイトと話す機会も増えてくるかもしれませんね。
で、レポート提出ですが、
そろそろ、前期の締め切りが近いんちゃうか?
ってな頃
学校から、
「イチオさんは、こんだけレポート出ていませんよ
これが○日にまでに出せなければ、
単位不認定になります」
という恐怖の紙が届きました
ひ〜!!!
イチオに
「なんか、こんな怖い紙がきてるでー、ちゃんと出しやー。
単位不認定やと留年とちゃうか?
分からんかったら先生に聞きー」
と声かけだけするようにしました
やらんかったらこうなるよ
冷静に、たんたんと
事実だけを彼には伝えます
それを聞いた上で、やるかやらんかは本人次第!
(今までのわたしなら、張り付いてやるまで見張ってたんですけどね)
結局、締切ギリギリには出せたとのこと。
ほんまかよ?!いきなり留年とかちゃうやろなっ?!
ニコの場合
中学から一発逆転、
しれっと毎日登校を狙っていたニコさんなので、
入学式から4月いっぱいは毎日登校を頑張っていました。
大丈夫かいな?と思っていましたが、
それは口にしないように心がけて、
「ニコが頑張ると思っている間は頑張ったらいい、
いけなくなったら休んだらいい」
と思うようにしました
毎日通っていたニコさんは
ゴールデンウィーク明けあたりから
次第に疲れが出てきたのか、
徐々に休みがちになっていきました
できるだけ、週2回行くことを目標に行きつつ
夏休みに突入しました。
校外学習や職業体験などの課外授業には参加することができました。
一回行ったら、一日学校にいたい、
途中で帰ったりしたら目立つから嫌だ、
保健室に行ったりするのも、なんで?て思われるから嫌
といっていましたが、
周りの子たちはなかなか1日学校にいれないニコを
受け入れてくれているようです。
「ニコはそうゆうもんだ」と認識ができているようで、
最近は気にならなくなったんだって。
お昼で帰ってきたりもしていましたが、
週2回は一日いれるようになってきました、
1学期後半はやや学校への足が遠のく印象でしたが、
本人いわく
勉強が全くわからなくなっていることが原因、
だが勉強する気はあまりない
と。
ニコいわく
先生の話を聞きながらの板書は不可能
らしい
発達の特性もありそうなので
通級の先生に相談しました
(2学期に生かされるといいけど)
夏休みの宿題はできるだけやりたいと思っている
とのこと
わからないから教えてと言ってきた時は付き合います。
本人が、理科と数学の宿題は提出できそうだから
やりたいというのでそれに絞りました
全部やるなんて無理じゃん!笑
ニコさんの夏休みは…
ゴールデンカムイのコラボカフェに行ったり、
近くのイオンに友達と遊びに行ったり、
友達とカラオケに行ったり、
友達が泊まりに来きたり、
一緒にプールに行ったり、
楽しそうだな、おいっ!
小言を言いたくなる自分もいますが、
まぁ、それは
一緒に楽しもうと思います!
まとめ
二人ともよく頑張ったんじゃないでしょうか?
毎日、中学や高校に通っている人と比べたら、
そんなもんで頑張ってるの?って感じかもしれませんが、
2年間、ほとんど学校へ行けていなかった二人なのですから、
めちゃくちゃ頑張ったと思います。
びっくりです!!
夏休みは心と体の充電が一番!
また2学期がひかえているんですから、
いっぱい遊んで、ゆっくりしよう。
わたしはというと…
順調に通い始めて、普通に?学校に通う家庭になったんですね
(いやいや、全然行けてないけどねー笑)
こどもが出かける準備をして学校へ行く…
その様子を見るのが
不思議な感覚でしたよ
行っても行かなくてもどっちでもいい
どっちでも受け入れる
そんな気持ちになっていたので、
心はあんがい平穏というか、どっちでもいいーって感じですかね
いえ、すみません
本当のことを言うと
ちょっとうれしかったです
でもね、
6月ごろから、イチオが少しサボり始めて、
また、あたしの不安がザワザワしちゃったんです
1週間まるまる休んで行こうとしないイチオに、
「どうするつもりやねん!いいかげんにしぃや!」
と怒ってしまいました…
またやっちまった…
毎日通っていたニコが休むようになってきた時期と重なったので
余計に胸にモヤモヤがたまってしまったんですね
行っても行かなくてもこども達を受け入れようと思っていたのに…
イチオは、
お母さん、俺も行かなあかんと思っている。
でも、1コマ90分の授業を受けるために往復120分かけていくのが、
なんか、嫌っていうか、はぁーってなってしまうねんな。
移動時間のほうが長いって…無駄っていうか…
通学時間がかかるのは…仕方ないのは、わかってるし、
だから行かないって言うわけにもいかないのも、わかってる
でも、嫌な気持ちになってしまうねん
明日は、行くつもりやから
時間になったら、声をかけてほしい
と言ってきました
まず、
これをわたしに話してくれたことが
すごいことなんです!
なぜなら、不登校になりたてのころ
お母さんはおれの話を聞く気がない、
分かろうという気がない、
話しても無駄
だから、話さない
と言われたことがあるからです…
翌日、声をかけると
イチオは学校にいくことができましたが、
それはそれで
また私が無理やり行かせたようなもんやなーと
反省していたら、
イチオが、
「確かに怒られたからっていうのもあるけど
自分でも行かなあかんと思ってたし、
自分で声をかけてほしいと
頼むことができて、行くことができた
だから、前の俺とは違う」と話してくれました
成長しおったなぁ〜
でも、昔から、イチオは「できていた」のかも?
わたしが、イチオの「ない」にばかり目をむけていたのかもしれないね
宿題をしないニコに対しても
今日はやったんかー?
やる時間とか決めたほうがいいんじゃない?
みたいなことを言ってしまいます。
いけませんな〜
そんな時は、なんでわたしは不安になるのだろう?を考えます。
カウンセリングで学んだことです
ニコが宿題をしないと、なぜわたしは不安になるんだろう?
宿題ができていなかったら、
先生に怒られたり、さらに課題をさせられたり、
同級生にバカにされたり
2学期からの勉強がわからなくなったり
いろいろあるでしょうが、
それはこども達の課題です
お母さんの問題ではありません。
じゃぁ、なぜ、不安になるのですか?
宿題ができなくて、イライラする子供を見るのが嫌ですか?
休み明けテストの点数が悪いのを見たくないですか?
先生に、宿題ができない子の親だと思われるのが嫌ですか?
近所のママ達にニコちゃんまた宿題が出せてないらしいでと思われるのが嫌ですか?
人によって不安になる要素は違うと思いますが
それは、お母さんの問題なんですって
だから、子供に宿題をさせるより
お母さんはこちらと向き合い
子供と境界線をひけるといいですね
子供達がイライラしてても
頑張っとるな〜っと
見守れる親でありたいです
頑張ってるこども達に
好きなごはんを作ってあげられるくらいしか
あたしにできることはないんです
それでいいんです
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