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不登校 ゴールってどこ?

子供が学校にいけないと毎日が苦しいし、

頭の中が、
明日学校に行けるのか?行けないのか?
で全てになります

でも、子供たちにとって
ゴールってどこなんでしょう?

目次

子どもが学校に行けなくて絶望する

イチオが少しずつ欠席するようになり
まばらに登校していた時は、

行けた日は◯、行けなかった日は✖️を
スマホのカレンダーにつけていました

わずかに行けた○印を見ては安心を感じ
✖️印をみては、落ち込んでいたんですね

いぶろん

いま、ふり返ると3ヶ月くらいつけてますね💦

そこから全く行けなくなるので、つけなくなりましたけどね

その時の不安といったら

全く行かなくなったらどうしよう

悪い想像はとめどなく溢れます

わたしはマイナス思考なので、

学校に行かなくなる、

勉強が全くわからなくなる、

高校にいけない、専門学校、大学にいけない、

就職できない、自分で稼いで生活できない、

一生息子を養わなければならない、

もちろん結婚できない、

社会から孤立する、

犯罪を犯す、

犯罪者の親として謝罪しながらひっそりと暮らす…

親子心中…

みたいなことを考えて絶望していました

いぶろん

あほみたいだけど、
ほんとうにあの頃はそんなことばかり考えていましたね

もっと先の未来を見る

私が大切に育てた子供たちが
本当にそんなことになるでしょうか?

あなたが大切に育てたお子さんが
本当にそんなことになるでしょうか?

いぶろん

イチオもニコも学校に行けなくなりましたが
そんなこわい未来は訪れませんでしたよ

でも、そんなふうに絶望を感じるのは当たり前のことなんです

誰だって、
普通に学校に行って、
勉強や部活をして、
友達と遊んで…

そんな未来を想像しているはずです

お母さんが悪いわけじゃない
お子さんだって悪いわけじゃない

カウンセリングを受けて学んだこと何だけど

落ち込んで苦しい時は、

わたしは子供が学校に行かなくてくるしいんだなぁ、
辛いんだなぁって感じてみてください

泣きたくなったら、いっぱい泣いてください
自分の気持ちや胸の中に思うことを感じてみてください

無意識で避けていたことなので

けっこう辛い作業なんだけど
自分と向き合うためには必要な作業です

いっぱい泣いて、十分に自分の不安を感じたら
ふっと心が軽くなる瞬間が訪れます

いぶろん

だって、どうしようもないんだもん

そうやって、現実を少しずつ受け入れたら
仕方ない、今できることをしよう
と思える時がきます。

今は、苦しいかもしれませんが、
いまは、その胸の中の不安と向き合ってみてください

そして、少しエネルギーがチャージされて
さて、前を向いて何かしてみようかなと思えたら

明日の学校のことではなく
ずっと遠くの子供たちが自分で生きていく
そんな未来を見てみましょう

学校に行けなくても、学ぶ方法はいくつもありますし、
自分にあった職業を考えて
それに向けて学ぶ道もいろいろあるんです。

私は、市立の小学校中学校、県立の高校、公立の短大を出て就職
というごく普通の進路しか経験していないので、
それ以外の道を知りませんでした

まず知ることから始めてはどうでしょう

私は、説明会や体験をこどもと一緒に参加して、
いろんな道があることを知りました

地方紙にいくつかの通信制高校の合同説明会があるのを知って
イチオを誘ってみました

無理に誘うのはNGですよ
誘って、嫌だと断られたら、そうかーと流しましょう
まだその時ではありません

お子さんが絶望の真っ最中の場合は、まだエネルギーがたまるまで
そっとしておいたほうがいいかもしれません

エネルギーが溜まってきて
むずむず動き出そうとしている時なら行こうとするかもしれませんね

いぶろん

ちなみにイチオがこの説明会に行ったのは、
不登校になってから1年後でした

不登校をなかなか受け入れることができなかったパパ
この説明会には一緒に来てくれました

会場で尻込みしているイチオに
ここの学校は面白そうやな、ここやったらおれも行ってみたいな
など、イチオと話したりするようになり

不登校でお父さんに受け入れてもらえないと落ち込んでいたイチオにとって
お父さんとの関係が少しよくなったきっかけにもなりました

先輩から学ぶ

不登校経験者の本やグログを読み、
どんな高校や大学、仕事など経過を経たのか?
今は何をしているのか?

などを知ることで、先を見通すことができるようになり
お母さんの不安やモヤモヤが少し減ると思います

不登校を経験しても、そんな道があるんだ、
この人もこんな経験してるんだ、

回復の時間や過程は人によって違うけど、
大丈夫やん!
なんとかなるんやん?

と参考になります

ちなみに、お母さんの知識のために読むのはいいですが、
落ち込んでいるお子さんに本をわたすのはNGです

その本は、おそらく、不登校だったけど、成功した方の物語です
ただでさえ、いまの自分に自己嫌悪を感じているのに

イチオ

こんなふうになれない自分はダメだ…

となる可能性もあります

わたしも

不登校経験者が、
いまは有名大学に通っているとか、起業して社長さんだとかの話を読んで
(だって、うれしくなっちゃうじゃない?💦)

こんな本もあるんやで!と
イチオに渡しちゃったりしましたが

いぶろん

また、やっちゃってますね…

部屋の隅にポイっと置かれたままですし
たぶん読んでないと思います、笑

まとめ

休み始めた時は特に
学校にいけるかどうかに心を揺さぶられるけど、

子どもの未来はもっともっと先にある

変な言い方になるけど、小学校や中学校は行かなくても卒業できます。笑

高校や大学だって、今は行けるかどうか分からない状態にあるかもしれないけど、

いつかは卒業します

でも、その後も子供の人生は続いていく
そこをどう生きるかを考えましょう

子供が、自分自身の取り扱い説明書を理解しておいたほうが

人生の選択に役立つと思っています

いぶろん

自分のやりたいこと、できそうなこと、苦手なことは何なのか?どこまでならできそうなのか?を話しました

明日の学校の出席よりも

子供と自分の遠い未来を想像して

逆算しながら自分の高校や大学、就職を考えるほうが

いいと思いませんか?

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