MENU

不登校 親の心を安定させる

子供達が学校にいかなくなって、毎日、職場から家に帰るのが嫌でした

帰宅して夜ご飯を作っていると、

パジャマ姿の二人が降りてきて「ご飯なに?」って聞かれるんです

顔も洗ってない、髪もボサボサ、風呂にも入らないからフケだらけ…

その姿に言葉が出なくて、何も言えなくて、ただ涙が溢れました

「おかあさん、体調悪いから、ごめん寝るね」と寝室で一人で泣く日が続きました

子供もつらいだろうけど、親も心がつらくてどうしようもなかったんです

それでもね、今思うのは

やっぱり子供の元気を充電するには

できるだけ親の心が安定しているほうがいいと思います

わたしがメンタル安定のために実践したことを紹介します

目次

子供が学校にいかないのに?

子供が学校に行かないのに…

部屋にこもって出てもないのに…

安心なんてできないよ!

そう思うよね?

わたしもそうでしたから、よくわかります

私が勝手に思っているのですが

不登校になるお子さんの親はきっと真面目な方が多いのではないでしょうか?

不登校関係のブログを読んだり、本を読んだりして、

いかにしてこの状況から脱却できるかを真面目に勉強されていると思います

あたしもいろいろ読みまくりました

でもそこに答えはありませんでした

どの本を読んでも「ゆっくり見守るしかない」などと書かれています。

いつまでよ?!っと余計にイライラしたこともあります

それに、こともあろうか「不登校になってよかった」とすら書いてあるんです

「そんなわけあるかー。そう言うしかないんやろ?!」と思っていました

問題は子供じゃない?

不登校が辛いのは、お母さんの問題なんですって

いぶろん

えー?あたし?

いえいえ?不登校はお母さんのせいじゃないです

でも、不登校がつらい…と思うのは

お母さんのメンタルが原因なんですって

なかなか、そこが理解できなくて、納得できなくて…

いぶろん

子供が不登校になっても苦しくないお母さんが存在するってことですか??

って、不登校ブログを書いてらしゃるブロガーさんの公式ラインなどに

噛み付くようにメールしたこともあります。

いぶろん

すみません…

でも、その時は、そんなお母さん、いるわけがない!そう思っていました。

自分の心に寄り添う

子供が学校に行かないと

なんでそんなにわたしは苦しいのか?

自分の心の声を聞いてげてください。

いぶろん

どうですか?何か感じますか?

他の子供は順調に育っているのにうちの子だけなぜ?

子育て失敗?干渉しすぎたの?

またイチオくん学校に来てないらしいよと近所の同級生の家族に言われているのだろうか?

虚しい…悲しい…

他の子は学校に塾に通い、友達と遊んで楽しそうに下校しているのに

うちの子は毎日部屋でゲームしている

なぜ?

いぶろん

自分が思っていることを包み隠さず感じてみてください

私はそれが悲しいんだねーうらやましいんだねーって

あなたは頑張って育てたのにねーて

心の中の自分をよしよししてあげてください(ここ大事!)

ネガティブな感情はね

閉じ込めてはいけないらしいです

閉じ込めたネガティブ感情は、思い通りにいかない子供へじわじわと向かいます

時には爆発しちゃいます

真面目なお母さん、特に長女としてそだってきたお母さんは

「そんなわがままを言ってはいけない」と育てられた方が多いのではないでしょうか?

わたしはこうしたい!と言えましたか?

そんな風に自己主張する弟や妹を羨ましいと妬ましいと思ったことはないですか?

いぶろん

わたしはあります

親にとっていい子だった子供は

自分の感情に蓋をして生きてきている可能性が高いそうです

しかも無意識でね

でもね、それは、幼いあなたが生きていくために必要なスキルだったから

それがいけないわけではありませんよ

でも今、それが邪魔をして子供のネガティブを受け入れることができないのです

だって、私は我慢してがんばってきたのに…って無意識で思っちゃう

だからこそ、頑張ったねって

自分をよしよししてあげてくださいね

心の中の小さな自分が、自分自身に認められたら安心するんですって

そしたら、子供を少し許せるようになりますよ

自分のやりたいことって何?

あなたのやりたいことはなんですか?

こどもとか関係なく、あなたのやりたいことって何でしょう?

自分の心に寄り添っていっぱい泣くとね、ふっと心が落ち着く時がきます

一種のあきらめに近いものです

いぶろん

だって、どうしようもないからね

そして、今できることをしようと思える時が来ますよ

でもね、わたしの場合、そうなった時に

自分のやりたいことが何も思い浮かばなかったんです

びっくりしました

いぶろん

こわー

無意識でしたが、

自分のことを全然考えてなくて、自分軸で生きていなかったんです

自分で言うのもなんですが

仕事は正社員で働き、家事全般をこなし

誰にも頼らずに、自分でなんでもできると思っていて

経済的にも精神的にも自立していると思っていたのに、驚きですよ

自分の人生の喜びが子供の人生の成功にすり替えわっちゃってたんですね

そりゃ、子供も重いですよね、

親に背中に乗られて、あれやこれや…気力も奪われますわ…

しばらくは自分が何をしたいかわからないので、

とりあえず、日常の小さな我慢していたこと、やっちゃいけないと思っていたこと

逆にしてみることにしました

たとえばーしょうもないけど

リビングのテーブルでテレビ見ながらご飯食べるとか、

夕食の前におやつ食べるーとか、

キッチンや部屋を片付けないーとか、

一人でカフェで過ごすーとか、

そしたら、なんと言うことでしょう

(某リフォーム番組風。笑)

心に余裕ができ、子供にもイライラしなくなったんです

いぶろん

まあ、そんな急に魔法みたいなことは起きませんが、仕方ないかぁっと力が抜けますよ

ご飯も作らないし、部屋も汚いまま…

でも、まぁいっかーって

ピリピリしていた原因は

不登校が問題じゃなかった、私の問題だったんです

やらなければいけないと思ってのは私自身でした

やらなければ自分の存在意義が脅かされるから

不安になってやっていたんです

不安からくる行動は、マイナスのエネルギーですから

マイナスの現実が起こるらしいですよ

それ本当にやらなきゃならない?

そんなふうに、ひとつひとつ、モヤっと胸がした時に、

それ本当かな?しなきゃいけないのかな?って考える癖がつきました。

疲れたーってごはんはお惣菜買ってくるとかー。

実際やってみると、ダメだと思っていたのは、わたしだけです。

ごはんをちゃんと作らなきゃいけないと思っていたのはわたしなんです

いぶろん

お母さんは、夜ご飯しか作らない!と宣言しました
今では、朝・昼は自分でパン焼くとか、夜ご飯の残りとか、ウィンナーや卵を焼くとか子供達自身でやってます

唯一の夜ご飯ですら、お惣菜でも全然、家族はなんとも思ってませんし、

そのうち、パパも片づいてないキッチンを片付けてくれるようになりました

料理が苦手な母はいつも私が料理をすることを喜んでいて、

料理は私の存在意義になっていました

いつの間にか、料理をしなければ愛されない、と思うようになり、

必要とされなくなる不安から、疲れててもイライラしながらでも作っていた

でもそれ必要?

私は、料理ができなくても、めんどくさくて料理しなくても、

母に愛されていたと気づいた時から、それを手放すことができました

いぶろん

この実母との関係は、子供たちと関わる上で大きな影響を与えるのですが…なかなか根深いものがありまして…
カウンセリングを受けることで、少しづつ変わることができたのですが、
それはまたいつか…

お母さんの笑顔が一番!

いろんな「しなければならない」を手放して

イライラしないで過ごせるようになったら

子供達が学校に行かないこともだんだんイライラしなくなってきました

子供が安心安全な状態でエネルギーを貯めるには心の安心が大事です

子供の心がホッとするには、お母さんの笑顔が一番なんですよ!

親の心が安定する→子供の心が安定する

この順番は、逆にはならないそうです

わたしの体験でもそうだと思います

二人とも不登校、一日家でダラダラしている状況でも

それでもいいやーと思えるようになってしばらくたってから

子供たちが動き始めました

いぶろん

しばらくったって、すぐじゃないですよ
うちの場合は、1年くらいかかりましたよ…

わたしがあまり不登校に関してイライラしなくなっても

残念ながら、すぐに子供達が動き始めるわけではありません

でも、お母さんの心が安定しているなら

そんなこと気にならなくなりますし

いつの間にか、子供たちも元気になってきます

案外、「しなければならいこと」なんてあんまりありませんよ。

まぁいっかーで

だらり、ゆるーりのお母さんでいきましょう

子供と一緒にダラーができたらこっちのもんかもしれないですね

もし、イラーってしたら、トイレやお風呂、使ってない部屋に避難!ですよ

まとめ

どうやら、私は、子供に何かしてやらねば!と思って子育てしていたようですが、

不登校になったイチオとニコには何もしてやれることはありませんでした

子供の自立!と言いながら、いつまでも子供に執着していたのはわたしだったんですね

それにやっと気づいたわたしは

いいかげん子供の背中から降りて自分と話す時間を作ろう試みました

そしたら、自然と子どもは動き出しましたよ

背中が軽くなって、エネルギーが充電できて、やっと動けるようになったんですね!

いぶろん

すまん…

子どもが失敗して落ち込むこともあまり怖くなくなりました

失敗したら落ち込んだらいい、泣いたらいい、またトライしたらいい、

トライしないで違う道を見つけてもいい、逃げてもいい、

なんでもいいんです。

子供の人生なんですから、子供の自由です

と思えるようになったんです

いぶろん

いえ、すみません、嘘です。
まだ、心がザワザワすることがあります。
少しづつでいいんです

だんだんとね、目の前が、明るくなりました

イチオやニコが失敗したり、苦しかったりの話を聞いても、

そうかー大変やなーと聞けるようになりました

以前はね、こうしたらよかったんちゃう?

次はそんなんならんように準備せなあかんな、

そんなんしたらあかんやん。

じゃーこうしたら?ああしたら?

何かアドバイスをせねばならんと思ってますから、必死ですね…笑

いぶろん

そりゃ、子供たちもしんどいですよね…笑

わたしがこの2年で学んだことは

向き合うべきは自分自身
答えはいつも子供の中にある

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次