近くのフリースクールで不登校講座をするとのことだったのでドキドキしながら参加してみました。
不登校になったばかりの頃、部屋にひきこもりになるんじゃないかって不安に駆られ、なんとかイチオを外に出そうと調べまくって、体験に行ったフリースクールです。
結局、
フリースクールに行っても、何したらいいかわからんし、
そこに行ける元気があるなら学校に行くわ
とイチオに言われて、体験のみで通うことはなかったんですが…。
このフリースクールの先生が配信してるYouTubeなんかはみたりしてたんです
不登校の親の会とかも参加したことなかったから、
はじめてで緊張したけど、やってみてよかったです
講義内容はたくさんあるので、自分の感じたことや経験と照らし合わせて、まとめてみようと思います。
全6回の講座
第1講
「子供より私が一番大事」
自己犠牲の美徳
日本人の自己犠牲は美徳!とする感性が根付いている
耐えて耐えて頑張ることがすごい!良い!とされている
わかるわー
小さいころからずっと親や先生からそう言われて育ってきているよね
「辛くても頑張れ!」って…
さらに、母親とは子供のために自分を後回しせねばならないと思われてる
うんうん、そうだよねー
でもね、自分が感じるつらいとか苦しいとかの本音の感情を隠して生きてしまうと、
だんだん、自分でもしんどいのか苦しいのか分からなくなってしまうんだって
不登校の親の会とかあるじゃないですか
そういう時って、当たり前かもしれないけど、話は子供のことに集中しがちなんだって
もちろんうちの子以外の情報も得たいし、情報共有したい気持ちはいいんだけど、
だんだん不幸自慢みたいな感じになっちゃうのはなんだかなーって先生は言ってたよ。
おじいさんたちが大きな病気自慢を武勇伝のように話すみたいな感じ…?笑
それは、それでおもしろいけど、それはおいといて
ポイントは
「親が変われば、子供が変わる」
これ、よく聞きませんか??
この言葉は呪いの言葉なんだって
言いかえれば、
「子供が変わらなければ、親が悪ことになってしまう」
なのに何故、不登校で悩むお母さんはこの言葉に飛びついてしまうのでしょう??
それは
とにかく理由が欲しいから。何で学校に行けないのか?
知りたい!納得したい!!
「そうかー私が悪いのか。私が変われば、子供が変わってくれるんだね?」
納得!って、おいっ!
答えがもらえてスッキリするかもしれないけど
自分が悪いなんて、辛いじゃないですか。
結局、落ち込むんですよ。
次回の講義で習いますけど
不登校はお母さんのせいじゃないですからね!
不登校って、理由がないことが多くて、なんとなく気持ち悪い感じになるでしょ?
その状態が辛いので、わかりやすいところに飛びついてしまう。
不登校の理由なんて
両親や先生、ママ友などにほんと何回も聞かれるからね…
私が知りたいっちゅうねん!!!って思うよね。
でもね、この言葉は、辛い親をより追い込むことになるんです。さらに、苦しく不安になる。
だから、そんな言葉に惑わされないで
親が変われば、子供は結果的に変わっていくって思っとくと楽だよ
だって、子供が変わってないようにみえる期間はけっこう長いし
(変わってないように見えて、本当は成長してるんだけどね)
その間、今までやってきた自分を全否定することになるのは苦しい
親が不登校について勉強して、関わり方や声かけなど
変えてみようと思えば変えてみたらいいし
そうすれば、こどもは何かしらの影響を受けて、
どうなるか、何に影響するかは子供次第。子供の自由なのだ。
そこは変えられない
自分ファースト
自分がご機嫌でいることはとっても大事!
お母さんのイライラやモヤモヤは子供に伝わります
子供にとって大好きなお母さんの機嫌はとても大事!
先生がおっしゃってたんですけど、ある研究では、ストレスは伝染するらしいです。
離れた場所でも!ついたてや、部屋を分けたりしてもストレスは伝わるという結果になったんだって
HSPなどの敏感な子には特に伝わっちゃいそうですね
だから、自分が楽になる環境を整える。
リビングで笑顔ですごせるメンタルをつくる
自分に思いやりを持って、自分はなんでイライラしているんだろう?って
自分の声を聞いてあげてくださいね
責めない・頑張らない・抵抗しない・とらわれない
自分を責めない、頑張らないのは大事。
だって続かない。
わたしは、不登校初期に頑張っていない(ように見える)不登校のこどもたちをしばらくの間、許すことができませんでした
わたしはこんなに頑張っているのに…
1日仕事してきて、帰ってすぐにご飯作って、お風呂の準備して、やっと今座れるんやで!
どやっ!あんたらは今日一日いったい何してたんや!!
と言わんばかりにソファにドーンと寝て、不機嫌にしてましたね
いや、言うてましたね…
そりゃ、子供たちも嫌だったでしょうね
すまん…
だから、お金で解決できるのもは使っていく。
ご飯だって、そんなに辛いなら買ってきたらいいし、
掃除なんてしなくても、死にゃしない
そんなふうに頑張らないことを心がけるようになってからは
子供達が何してようがあまり気にならなくなりました
すぐじゃないよー。何ヶ月もかかってるよー
あと、心の中に自分のザワザワを騒がせるスペースを作っておくのも、自分でできるメンタルの保ち方だそう
不登校初期は、このザワザワとの戦いは毎日のようにありましたね
子供が学校いけへん、辛い、苦しい…
自分自身の心の中にいる自分自身の辛さを聞いてあげる。
私はそんなに辛いんやなー。うんうん。
辛いなー苦しいなー。そうかそうか。
ただひらすら聞いてあげる。小さな自分自身に「よしよし」してあげる感覚だよ
自分が何に囚われているのか?
溢れ出てきたネガティブ感情に蓋をしないでね
べき思考や周りの評価、理想の親像はまず捨てる。
コンパッションレター
講義の後、グループになってワークをしました
今までやってきた自分へに手紙を書いてみましょうというもの
どんなことを書くかというと
今までやってきた自分に対する労いの言葉、
自分が言われて嬉しい言葉
愛のある優しい言葉
ある人物になって書いてもいいし、アニメのキャラになりきってもいい。
ぜひ書いてみてください
最後、グループ内で発表して、声に出して読んだ時、私は泣いてしまいました
ちょっと恥ずいですが、私が書いたコンパッションレター
汚いですけど…
人は本当の気持ちを言葉にして出すと、涙が出るそうですよ
宿題
自分はどんな人なのかを書くこと。
わたしはこんな人です。どんなことをされれば喜びます。そんな紹介文を書いてくること。
あなたはどんな人ですか?最近喜んだことなんですか?何に夢中になりますか?
まずは自分を知ること。自己受容があってから、他者受容。
自分の価値観を知ることは大事です
意外に、自分のことってわからないですよね
書き出して見るとおもしろいですよ!
まとめ
まずは、自分へ視線を向けること。
これは、本当に大事なことだと思う。
不登校の沼にはまって動けなくなっている人には絶対にしてほしい。
スタートラインだと思う。
嫌なこと、ネガティブな感情は溢れ出てくると思うけど、抵抗しない。
流れに任せる。
よくない、汚い感情がもちろん出てくるさ、
でも大丈夫。
人間には必ずいい面と悪い面があります。片方だけなんてことは絶対にない。
だから大丈夫。自分はそう思うんだなーと受け流そうね!
次は第2講 不登校児の生態を知ろう!です
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