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不登校 不登校講座を受けてみた③

自尊感情とか自己肯定感とかってよく聞くじゃないですか?

不登校関係の書籍には必ずでてくるんじゃないかな?

だからね、私も子供たちにそれを持って欲しくて、ことあるごとに大袈裟に褒めてました。

でも、この方法に手応えを感じてなくて、

なんなら私が褒めるとなんか変な空気になるんですよね。

こんなに褒めているのにうちの子は自分のことが嫌いだって言うし、

「もっと褒めてよ」と言ってくる。

なんで?

いぶろん

この授業で、「褒めない」と言われた時、がーんと雷にうたれたような感じがしました

第3講 

自尊感情ってなんだろう?

目次

自尊感情とは

自尊感情って、「ありのままの自分を受け入れること」

なんです。

いぶろん

知ってますよー

って私も思いました。

でもね、

いぶろん

「良いところも悪いところもかけがえのない自分として受け入れる気持ち」って知ってました??

「悪いところも」ってとこがミソなんです。

自分はそうなんだなーって、だた、受け入れる

フラットな感じ。

勉強ができるから…運動ができるから…お手伝いができるから…親の言うことを聞くから…

という条件は関係なく、どんな自分でも

「自分であって大丈夫」という感覚だそうです。

悪い部分を認める

この悪い部分も受け入れるっていう話をした時に

イチオ

自分の悪いところがそれでいいと思ったら直そうとせーへんやん、それではあかんやん!

とイチオにも言われたんですが…(お前が言うか…笑)

まずは、いい、悪いではなくて、「そうなんだなー」っと一旦受け入れるんです。

評価しない!

自分でもそれが良くないことはわかってるんです。

なので、一旦受け入れたら、前を向けます。

ここ大事!

前を向けると、今度は、じゃあ、どうしようか?と考えることができるんです。

そうじゃないと、その物事自体に考えが向きません

そんなことをする自分はだめだ、クソだ、辛い、消えたい、など、

そのことの解決策よりも自分がだめな人間だーとなってしまうのです。

本人の思考のクセなどが関わっているのでしょうが、

不登校になりがちな子はそういう思考の傾向にあるらしいです

自尊感情が低いと?

学習性無力感というものになりやすいそうです。

不登校の子なら誰でも経験してるんじゃないですかね?

発達の特性がある子もこれを経験していることが多いです

「頑張っても失敗」を何回も繰り返すと

イチオ

やっても無駄じゃん?

となる状態のことです。

いぶろん

イチオがよく言ってた気がするなー

やっても成功しないって思っちゃうから、努力ができない、続かない。

やっぱり小さな成功体験の積み重ねは大事ですね

先生いわく「ダンボールの剣と盾を持って、魔物と戦いにいく勇者」みたいなもんだそうです。笑

イメージしやすいですよね、そりゃ疲弊しますよね。

不登校児にとって大事なこと

自分のままでいいんだと思わせてくれる居場所や人の存在。

親や先生はどうしても「縦の関係」になってしまうので、「斜めの関係」の人は重要。

例えは、習い事の先生、家庭教師、近所の人、おじいちゃんおばあちゃん、フリースクールなど。

親にとって、この人たちを見つけるのがとにかく大変!だそうです。

いぶろん

うちの子にとって、この人たちってどこにいるのーーー?

なので、フリースクールや習い事など、声をかけてもいかないことも多いだろうけど

数うちゃ当たるくらいの気持ちで、声をかけ続けるのは大事かも

ちなみに、うちの場合

イチオ:週1回の担任の先生、月1回のスクールソーシャルワーカーさんの訪問、祖父母、ネット友達、オンライン家庭教師の先生

ニコ:週2回の担任の先生、月1回のスクールカウンセラーさんの面談、月1か2回のスクールソーシャルワーカーさんの面談、保健室の先生、祖父母、仲のいい2人の友達

の方たちに助けられたと思っています

どれがいいと思うかはその子次第なので、

いぶろん

小さくジャブを打つ感じ!
しつこく言ってはだめよ

どれにヒットするかは分からないしね

後からきいてくる可能性はあるそうです

自己理解、自分がどんな人間なのか?を知る

何をすると喜ぶのか?何をすると怒るのか?

紙に書いてみると客観的に自分を捉えられるようになります

第1講にも出てきましたね

親もそうですが、子供自身も余裕があればやってみるといいかもしれません

うちは、発達の特性もあるので、自分はどんな人間なのか?を自分で知ることは大事だと考えています。

大人になって、親の手をはなれ

職業選択の際や人間関係でのこじれなどのになった際

その知識は、解決の糸口になると思っています

なので、一般的な発達障害についてやイチオやニコ自身にテストの結果について

隠すことなく説明していて

自分の得意不得意について話すことはよくあります

ほんとは書き出したりする方が客観的に捉えられるのでしょうけど

まず、二人とも「書く」と言うことが苦手なんで…

関わり方のポイント

「比較」「判断」「評価」しない

「褒めない」

アドバイスはいらない

「いけるって!大丈夫やって!」は言わない。

言ってませんか?わたしは、言ってましたね。

子供にできない…と言われるのが怖かったのかもしれません。

特に、トライもせずに諦めることは許せなかったですね。

今では、なんであんなに…って思いますけど…

子供ができない…ということは、私が、「教えてない、怠惰な親、ちゃんと育てられない」と捉えていたんだと思います。だから、そう思われるのが嫌だったんだろうな…と思いますが、今となっては、どうでもいいですね、笑

話を聞く時は、こどもに好奇心を持って聞く

とにかく相手のことを知りたいと思って聞く

いぶろん

何が嫌なん?そうなん?
へー。昨日できたのと何が違うん?
何%くらいなん?
うんうん。その違いはなんなん?

事情聴取のようになってはいけませんよ

愛している、大事だと言うことを散りばめる、言葉で言うてもいい。

赤ちゃんに接する感じです

「役立っている」という感覚を伸ばす。

落ち込んでいる子供は、自分は必要ないと思っています

なのでいろんな場面で出番を作ってあげることはいいんだそうです

もし子供がやらなくても困らないことを頼むのがポイントです!

いぶろん

やらないと困ることは、やってないと「やってないやん!」って怒る事態になっちゃうからね。(何回も失敗したわ…笑)

押入れ整理大臣、お好み焼き大臣、鍋大臣、お家バリスタなど、

予算を決めて自分で準備してもらうのがいいそうです

買い物などのお手伝いもいいけど、やらされている感が強いからあんまり…なんだそう

重要なのは、やるかやらんかは子供が決めること!
そして、飽きても怒らない!そこ大事。

いぶろん

なので、予算も親が負担にならない程度にね

まず、親自身が実践

せっかく授業で習ったテクニックですが、親自身ができていないと、ただの頭でっかちの状態でこどもには伝わりません。

あなた自身が自分を嫌いなど自尊感情が低いと、子供の自尊感情が上がるわけありません、

親自身が、自尊感情を低くする「比較」「評価」判断」と手放すことから始めましょう。

簡単に言いましたが、ここはけっこう難しいですよ

だって、いままであなたが歩んできた生活ってそればっかりですから

自分の親や学校の先生、ママ友との関係もこればっかりです

なので、一旦、それらを切り離して

あなた自身が自分をこのままでよいんだと思えることが大事です。

ネガティブな感情を否定したり、抵抗してしますと、どんどん膨れ上がります。

そうなんだなーって受け入れましょう

私は、子供たちが全く学校に行けなくなった時

普通に登校する近所の同級生たちを見るのが、本当につらかったです

ちょうど自分が仕事に行く時間と重なっていたので、泣きながら出勤していました

そんな風に思う自分はダメだ、惨めだと思っていたのですが

「あー私は、イチオやニコに学校に行ってほしいんだなぁ…あの子達が羨ましいんだなぁ…あの子たちの親が羨ましいんだなぁ…あんなに一生懸命に子育てをしてきたのに、惨めだなぁ、悔しいなぁ」って言葉に出してみたら、ぶわっーって涙が出てきて、ひとしきり泣いたら、少しスッキリしたんです。

学校に行けない二人を前に、私は学校に行ってほしいと思ってはいけない!

とそう思ってその気持ちを否定していたんですが、それは逆効果でした

そして、学校に行ってほしいんだなーっていう気持ちを受け入れたら、

落ち着いて、「なんで、学校に行ってほしいんだろう?」と考えることができるようになりました

不登校の親ってみんなに思われたくないから?

休みますの電話を学校にしたくないから?

ママ友たちに可哀想って同情されたくないから?

子供の勉強が遅れるから?

子供たちの友達がいなくなっちゃうから?

行事に参加できなくて思い出がなくなってしまうから?

さて、ここで課題の分離ですね

前者は私の課題、後者は子供の課題です

子供の問題に私がでしゃばってはいけません。笑

私は私自身の問題に取り組まねばなりません、子供は子供自身の問題に取り組みます

ね、一旦受け入れると、前を向いて進むことができるんです

まとめ

私は、自尊感情というものを誤解していたようです。

自尊感情とは、自分ができる!と自信に満ち溢れていて、何にでも挑戦できる!

そんなものだと思っていました。

あながち間違ってはいないのかもしれませんが、「自分のよくない部分もそのまま受け入れる」という一番大事なことが抜け落ちていたんです。

だから、どんだけイチオやニコを褒めまくっても、なかなか伝わらない感覚だったし、

子供達に自信がつかなかった。

いぶろん

「褒めない」には驚きましたね。

褒めないってなると語弊があるんですけど、

褒めている人のメンタルが大事ってことです

自尊感情の上に乗っかってこそ、その威力を発揮するんですね。

いぶろん

褒めてもっとやらせよう!という親のコントロールの意識などの「邪心」が入ってるとうまくいかないです。不安や心配からくるコントロールもうまくいかないです。笑

子供をなめてはいけません!ちゃんと感じ取っています!

っていうか、私自身もそうです。

私自身、親に褒められると、それは自分ではない…本当の自分ではないのに…みたいな感情がありました。

それをやれば親が喜ぶ、だからできるようにならねばならない…みたいな気持ちがあってしんどかったですね…

その積み重ねで、親との溝ができてしまいました

まず、自分を受け入れることができていないと、素直に受け取れないんですね

講義の一発目で「自尊感情は親子でリンクする」と言われています。

いぶろん

なるほど〜

宿題

今回の宿題は、自分の家族に対しての「自尊感情を高める関わり」について書いてくる!です

私が提出したものは、こちら↓

いぶろん

わたしは、こんなもんしか思いつかなかったですけど、もっといろいろありそうですよね!ぜひ、書き出してみてください。

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